書いた人:もったい9代表 吉原
買取のお得な話! 2021.5.7
もくじ
「親が経営していた工場の解体費用を抑えたい。」
「工具や機械を保管している倉庫の解体費用を抑えたい。」
このようなお問い合わせを最近よくお聞きします。
特に遺品整理でのご相談が多く、処分費用や解体費用でお悩みの方が多いです。
解体費用や処分費用をもっとも安くする方法としては、結論から言いますと価値あるものを売却し、自分で処分できる物は自分で行うという事です。
本ブログでは、上記の事をもう少し詳しく解説していきます。
解体費用の相場は「その建物の骨組みがどの資材で構成されているのか」によって金額が異なります。解体しやすい木造などの躯体は安く、鉄筋コンクリートや鉄骨の躯体であれば高い傾向があります。
解体費用の相場は坪単価で決まっており
木造:坪4万~5万
鉄骨造:坪6万~7万
鉄筋コンクリート造:坪7万~8万
となります。上記金額はあくまでも上屋のみとなりますのでご参照程度にお考え下さい。
何階建てかによって金額も異なり倍以上の費用がかかる場合もございます。
工場や倉庫には必ず工具類をはじめ機械などの金属類がございます。
こちらを解体前に買取店に売却することによって、解体費用を抑える事ができます。
どれくらい安くなるのか当社の実績を元に解説していきます。
案件内容:土地の売却を模索しており、解体費用を抑えたいとの事
解体費用:約200万円
今回の案件で下見に行きましたが、おそらく上記金額よりもっと解体費用が高くつくと思われます。理由は石材や木材の量が多く処分費用が高くつくからです。
しかし、当社の方で事務所内にある商材を全て買取した結果、買取金額がなんと約70万円近くになりました。
その結果、解体費用も70万円程安くなりお客様の方もかなり喜ばれていました。
買取した商材は下図のような、草刈り機や工具類、資材類などです。
案件内容:借地で利用していた倉庫内の処分費用を抑えたいとの事
処分費用:約10万円
こちらの案件では、お客様がまず廃棄物の処分費用の見積もりをしたところ10万以上かかると言われたそうです。
当社の方で、処分費用はかからず逆にほとんどの商品買取ができる事をお伝えしたところ成約となりました。
買取金額は、約20万程となり処分費用もかからず逆に手元にお金が残る形となりました。
商材は、電材や工具類などとなります。
このように、解体前に価値あるものを売却することによって解体費用を安くすることは可能なんです。
では、解体費用を安くするための正しい手順について解説していきます。
リサイクルショップの中でも、総合店と専門店に分かれます。
総合店を利用するメリットは、幅広く買取をしてくれるという点ですが逆にデメリットとしては買取金額が安い傾向にあります。
専門店は、特定の商材に特化しているので買取金額が高いのがメリットとして挙げられます。デメリットとしては、買い取れる商材が限られているという点です。
上記を踏まえたうえで、物件内にある商材がどういうものかを確認し専門店や総合店のリサイクルショップに一度査定をしてもらいましょう。
見積は大半のリサイクルショップは無料ですので安心できます。
今回ブログで紹介した、どちらかというと現場系に近い商材が多い場合は工具買取専門店などに依頼しましょう。
工具買取専門店のおすすめ店舗のご紹介は下記ブログをご参照ください。
【クチコミ掲載!】工具買取ができるおすすめリサイクルショップ3選
解体費用で思ったより高くつく項目が、ゴミの処分費用です。
分別せずに、まとめて産業廃棄物として処分する場合おおよそ1平米約10000円程の料金がかかります。
よく道端でみる、アームロール車のバッカン一杯ですと10万以上の処分費用が掛かるでしょう。
高額な処分費用を抑えるためにも、家庭のゴミで処分できる物は自分で処分することをお勧めします。
手順2番目まで終わった段階で解体業者に見積を依頼します。
①~②の手順を踏まず、いきなり解体業者に依頼しますと総合的に解体費用が高くなります。
必ず上記手順通り、作業を進めてください。
以上が本記事の内容となります。
解体費用を安くする方法でもっとも大事なのが、正しい手順です。
いきなり、解体業者に依頼せずまずは売れるものは売って現金化しましょう。
そうする事により、解体費用を安くすることが可能です。
是非、この記事が為になっていただければ幸いです。