書いた人:もったい9代表 吉原
買取のお得な話! 2020.1.22
大規模現場工事の後で単管やくさび式足場が不要になり、買取に出したい方も多いでしょう。
足場材は、欠損がひどくなければ多少サビていても買取ってもらえる可能性があり、専門業者に価値を見極めてもらうことで、高額査定してもらえる可能性もあります。
ただ、「買取金額の相場が分からず、妥当なラインが分からない」という方も多いと思います。
実際足場の買取価格は、状態によって左右されることはもちろん、需要がある時期に出すことで高額査定してもらえる
ケースもあるのです。
そこで今回は、足場材の買取相場について、サイズや部材別に解説し、専門業者への売却方法や高値で売るためのポイントも見ていきましょう。
もくじ
専門業者の買取対象となる主な足場材は、中古市場でも流通量が多い単管足場とクサビ式足場の2種類です。
さっそく2種類の足場の買取価格の相場を、弊社「もったい9」の買取実績を踏まえてご紹介します。
主に単管パイプとクランプを使って組み立てる単管足場は、建築現場の大規模作業に限らず、家庭内のDIYをはじめとした小規模作業などの幅広い用途があり、中古建材としての売却が可能です。
使用済みの単管パイプなどは、買取をしてくれる業者は少ないものの、大規模工事の予定がある企業が安く購入したい、などの需要があるため、鉄くず・鉄スクラップにするよりも高値で買取できる可能性があります。
下記の買取金額表は、2023年時点の弊社の単管足場の相場になります。
品物の状態や売却時期などによって買取価格は変動するため、詳しくは電話やLINEでお問い合わせください。
単管パイプの買取価格
寸法(m) | 買取金額 |
1 | ¥180 |
1.5 | ¥270 |
2 | ¥360 |
2.5 | ¥440 |
3 | ¥510 |
3.5 | ¥620 |
4 | ¥710 |
4.5 | ¥800 |
5 | ¥890 |
5.5 | ¥970 |
6 | ¥1,100 |
7 | ¥1,230 |
その他商材
部材名 | 寸法(cm) | 買取金額 |
クランプ | ¥65 | |
ジャッキ | 40 | ¥210 |
ジャッキ | 60 | ¥320 |
くい丸 | 110 | ¥300 |
くい丸 | 160 | ¥350 |
マルチジョイント | ¥200 | |
ジョイント | ¥65 |
クランプを使わずハンマー一本で組み立てるクサビ式足場は、比較的低コストで組み立てが可能なため、「足場が足りないからすぐ欲しい」という建築会社から需要が高く、単管足場よりも高値で取引される傾向があります。
なお、クサビ式足場の名称は、地域や業界によって「ピケ足場」や「カチコミ足場」などと呼ばれることもあり、業者の買取品目を確認する際には注意しましょう。
下記の買取金額表は、2023年時点の弊社のクサビ式足場の相場となっています。
曲がり具合やハンマーの打ち込み状態によっても買取価格が変動するため、まずはお手軽なLINE査定をお試しください。
Aタイプ支柱
寸法(mm) | 買取金額 |
3,600 | ¥1,300 |
2,700 | ¥900 |
1,800 | ¥750 |
900 | ¥450 |
740 | ¥300 |
450 | ¥200 |
アンチ
寸法(mm) | 買取金額 |
1,800 | ¥1,100 |
1,500 | ¥850 |
1,200 | ¥750 |
900 | ¥580 |
600 | ¥450 |
手摺
寸法(mm) | 買取金額 |
1,800 | ¥350 |
1,500 | ¥280 |
1,200 | ¥230 |
900 | ¥190 |
600 | ¥150 |
400 | ¥90 |
300 | ¥70 |
200 | ¥60 |
ブラケット
寸法(mm) | 買取金額 |
400 | ¥300 |
250 | ¥220 |
ジャッキベース
名称 | 買取金額 |
自在ジャッキ | ¥300 |
ジャッキベース | ¥300 |
壁当てジャッキ | ¥150 |
弊社「もったい9」では、他社では買取不可になるような状態の悪い足場でも、スクラップにする1.5倍以上の買取価格が付いた実績があります。
多少サビや汚れ足場であっても、大規模な現場で必要な業者から一定の需要があります。
また、鉄くずなどの原料としてではなく、修理して製品として再流通させるのを前提に査定しているため、高価買取ができます。
具体例として、下記の「クサビ式足場の一式」「クサビ式足場のアンチ」「単管パイプ」のほか、弊社では多数の買取実績を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
基本的に多少汚れていたり破損している足場であっても、足場材を売却することはできますが、可能な限り高額査定してもらうため、事前準備をしておくのがポイントです。
ここでは、足場材を少しでも高値で売るポイントについて、具体的な方法を見ていきましょう。
足場材を買取査定に出す前に、サビや汚れを除去するだけでも、買取価格がアップすることがあります。
サビや汚れがひどい足場の場合、需要が高くても見た目だけで買取価格が下がる恐れがあり、腐食による破損などがあればスクラップとして取り扱われる可能性もあります。
鉄くずの状態になると、買い取ってはもらえるものの買取価格が大幅に下がってしまうため、「製品として価値がある」と査定してもらえるよう、余裕があれば足場材をメンテナンスしておくようにしましょう。
足場材を高値で売るためには、購入時の付属品をすべて揃えておくことも重要です。
保証書や取り扱い説明書などの付属品がそろっており、状態が新品に近いと商品としての信頼性や価値が高くなるため、買取価格の大幅アップが期待できます。
取り扱い説明書がない場合、梱包の箱だけでも揃えておくと、査定額に差が出ることがあります。
なお、買取品はまとめて査定依頼すると買取金額が上がる場合もあるため、付属品に限らず、同時に売却できる建材や工具がないかを確認しておくのもコツです。
足場材を買取に出す時は、売る業者とタイミングも高額査定のポイントです。
というのも、建設業界の繁忙期に当たる9月から年度末に掛けてのタイミングは、決算や年度変わりの新築需要が高まり足場材を必要としている人が多くなる傾向があります。
そのため、単管足場・くさび式足場などが全体的に相場よりも高く査定してもらえる場合があります。
ただし、上記を踏まえて査定してもらうためには、足場の需要を理解している業者に買取に出す必要があります。
工事現場の不用品を専門で買い取っている業者であれば、足場の買取実績が豊富なため、製品ごとの需要を見極めることが可能です。
鉄くずでも買取可能な足場ですが、全ての足場が買取可能なわけではありません。
業者によって基準は少し異なりますが、もったい9では以下の足場は製品としての買取は難しく、スクラップ処分となります。
ただし、「全体的にサビがひどいもの」に関しては、腐食の程度次第では製品として買取可能な場合もあるため、「これは買取できるの?」と判断に迷った場合は、お気軽ににご相談ください。
累計20万点以上の買取実績がある「もったい9」では、以下3つの方法で足場の買取を行っています。
足場の固定金具であるクランプや壁つなぎなど比較的軽量なものであれば店頭買取。単管やくさび式足場など重量がある足場材は、出張買取が便利です。
足場材の数量が10点以下など少ない場合は、店舗に持ち込む店頭買取がおすすめです。
というのも、後ほど詳しく説明しますが、出張買取の場合「出張買取費用」が発生するため、点数が少ない場合は店頭に直接持ち込んだ方がお得になるからです。
例えば、単管パイプ数本程度で出張買取を依頼すると、出張買取費用の分お手元に残る金額が少なくなってしまいます。
また、店頭買取の場合持ち込んですぐに査定できる早さも魅力です。
ですので、少しでも足場の買取金額をUPさせたいという方は少量の場合だと店頭買取をおすすめします。
ただし、サビがひどいものや曲がっている足場材を持ち込んだ結果、買取不可になる可能性もあるため、買取できるか不安な場合は、事前に弊社「もったい9」のLINE査定を利用するなどして、確認するようにしましょう。
一方で、買取に出す足場材が20点以上などの場合は、積み込みの手間が省ける出張買取が向いています。
単管パイプやアンチなどの大量の足場材をバンセンでまとめて車両に積み込むのは、建築業者でも決して楽な作業ではありません。
(弊社は数十回経験してるので痛い程、大変さがわかります!笑)
また、足場の数量が数百本レベルになると、足場材を引き上げる際にユニック車も必要になるため、買取業者にすべて依頼した方が得策です。
特に単管パイプやアンチなどをバンセンでまとめて積み込みするのは、すごく大変だと思います。
そのため、足場の量が多い場合は多少費用がかかっても出張買取をオススメします。
余談ですが、弊社出張買取スタッフは必要免許を所持してるので安心です。
弊社「もったい9」は、クランプや壁つなぎなどの配送可能な品物であれば、チャーター便にて足場の宅配買取が可能です。
弊社は、兵庫県在住ですが、協力会社がいるため全国どこでも宅配買取が可能です。
実際に遠方かつ部材数1,000点以上の大量の買取にも対応した実績があるため、ぜひお気軽にご相談ください。
※ただし、その分運送費用が高くなってしまう点や、クランプや壁つなぎなど配送可能レベルの足場材のみ対応となる点にご注意ください。
ここまで足場の買取価格相場や弊社の買取方法について解説してきましたが、さらに査定から買取までのイメージを掴むために、業者依頼から売却完了までの流れについても確認していきましょう。
ここでは、一般的な買取の参考例として、弊社「もったい9」における店頭買取と出張買取の流れについて、おおまかな所要時間や日数なども交えながらお伝えします。
店頭買取の場合は、足場材を店舗に持ち込み頂けれればその場で本査定を行います。
あらかじめ予約をして頂いた場合は、お待たせすることがありません。
買取品の査定に掛かる時間は、5点で5~10分程度が目安となり、査定額の説明をいたします。
お見積もりを提示した上で、買取価格にご了承頂けない場合はキャンセルをすることも可能です。
出張買取の場合は、LINE・問い合わせフォーム・電話のいずれかで、事前に申し込みが必要です。
足場材の形式・数量などの情報により、1回もしくは2回に分けて指定場所へと訪問し、後日見積もりを提示します。
見積もり額に了承を頂ければ買取品を引き取り、弊社にて本査定を行います。
本査定は品物や数量により3日~7日程度かかる場合があります。
対象地域は主に関西エリアとなりますが、買取品の内容によってやむを得ずお断りする場合や、宅配買取などの方法をお伝えする場合もありますので、ご了承ください。
以上が、足場買取の価格や買取方法についての内容となります。
足場材は、状態が良ければ高額査定額がつくこともあり、処分するよりずっとお得です。
当社の例でいいますと、状態が悪い足場でも、スクラップより1.5倍以上のお値段でお取引させていただいた実績があります。
特に、単管パイプのお買取はお客様も大満足です。
「もったい9」は、これまで21万点の買取実績を持つ専門業者として、お客様が納得する買取査定を行ってきました。
その証の1つとして、Googleの口コミで星4.9の高評価(2025年2月現在)を頂いております。
古物商・金属くず商の許可のほか、運搬に必要不可欠な資格・免許も取得していますので、工具・機械など足場材以外の買取や運搬にも対応可能です。
通常では買取が難しい使用済みの単管パイプやクランプなども無料査定いたしますので、売却を検討している建築関係の品物がございましたらぜひ一度ご相談ください。
足場材はスクラップではなくれっきとした製品です。