書いた人:もったい9代表 吉原
買取のお得な話! 公開日:2025.10.6
更新日:
現場で「鋼製型枠と木製型枠のどちらを選ぶべきか」と迷うことはありませんか?
コストや耐久性、仕上がり品質など判断基準は多く、見積や工程に反映するのも簡単ではありません。
この記事では、鋼製型枠とは何か、木製との違い、3つのメリットとデメリットを整理し、さらに買取活用の方法まで解説します。
読み終えれば鋼製型枠が理解でき、長期的なコスト削減と生産性向上への道筋が見えるはずです。
もくじ

鋼製型枠とは、鉄の板や金属部材で作られたコンクリート用の型です。
とても丈夫で長持ちし、繰り返し使用できて、表面がなめらかで仕上がりがきれいなのが特徴です。
ここでは、型枠の役割、どんな現場で使われるかについて見ていきましょう。
コンクリートは打設した直後は液体に近いため、硬化するまで形を保持するための「型枠」が欠かせません。
型枠は単なる入れ物ではなく、構造物の寸法精度や表面の仕上がりを左右する重要な要素です。
もし型枠が歪んだり精度が低ければ、表面がデコボコになり補修が発生します。
つまり型枠の精度や強度は、工期やコスト、最終的な品質を大きく左右する存在だといえます。
鋼製型枠は、精度や耐久性が求められる現場で活用されています。
たとえば、大規模なマンションや商業施設、高層ビルなどの主要な構造部分に用いられることが多いです。
また、橋やトンネルのように繰り返し同じ形状を作る工事でも威力を発揮します。
何度も再利用できるため、長期工事や大量の部材が必要な現場で選ばれるケースが目立ちます。

建設現場で使用される型枠には、大きく分けて鋼製型枠と木製型枠があります。
どちらもコンクリートを流し込むために欠かせない道具ですが、それぞれに特徴があり、現場での使われ方にも違いがあります。
ここでは「丈夫さと再利用できる回数」「現場での加工のしやすさの違い」の2つを紹介しますので、参考にしてみてください。
鋼製型枠は何十回も繰り返し使えるほど頑丈で、長期的に見ればコストを抑えられる特徴があります。
その点、木製型枠は湿気や衝撃に弱いという違いがあり、数回使うと反りや割れが出るので、再利用できる回数は鋼製に比べて大幅に少ないです。
結果として、同じ現場で長く繰り返し使うなら鋼製型枠が適しており、短期間や一度きりの施工なら木製型枠が向いていると言えます。
木製型枠は現場で切断や調整が容易にできるため、複雑な形状や急な設計変更に対応しやすいのが強みです。
一方、鋼製型枠は丈夫で精度が高い反面、現場での加工が難しく専用の設備や手間が必要という違いがあります。
そのため、自由度を重視する小規模工事では木製型枠が選ばれる場合があります。
逆に、精度と耐久性を重視するときには鋼製型枠が適しています。

鋼製型枠には、木製型枠とは違う大きなメリットがあります。
特に「仕上がりの精度」「長期的なコスト削減」「大規模工事での安定性」は、高く評価されるポイントです。
これらの特性を活かすことで、効率的かつ安定した施工が可能になります。
ここでは、3つのメリットを詳しく解説していきます。
鋼製型枠は変形しにくいため、コンクリート打設後も寸法が安定しやすい点がメリットです。
木製型枠だと湿気や釘の打ち込みで歪みが出やすく、仕上がりにムラが生じることがあります。
一方で鋼製は高い精度を維持できるため、壁や柱の表面が均一に仕上がり、後の補修も少なくなります。
その結果、工期の短縮や品質向上につながり、品質を安定させることが可能です。
鋼製型枠は一度購入すれば何度も使えるほど丈夫です。
木製型枠は数回で割れや反りが発生し、使い捨てに近い運用になるので、木製は単価が安くてもトータルコストは高くなる場合があります。
鋼製は初期費用は高めですが、長期間使えるためライフサイクルコストを抑えられるメリットがあるため、繰り返し使用する大規模現場や継続的な施工におすすめです。
鋼製型枠は剛性が高く、打設時にコンクリートの圧力がかかっても形が崩れにくいのが特徴です。
木製は大きな壁や床に使うと反りや変形が起きやすく、施工の手直しが必要になる場合もあります。
鋼製を使えば高層ビルや橋梁など大規模な構造物でも、型崩れのリスクを抑えて安定した施工が可能です。
そのため、安全性や仕上がり精度を重視する現場において大きなメリットとなります。

鋼製型枠は精度や耐久性に優れていますが、現場での使いやすさやコスト面では課題があります。
具体的には、「重さ」「初期費用のコスト」「サビや劣化を防ぐためのメンテナンス」の3つのデメリットがあります。
導入前にこれらのデメリットを理解しておくと、計画段階から最適な判断ができるでしょう。
鋼製型枠は鉄でできているため非常に重く、木製型枠のように人力で簡単に扱うことはできません。
運搬や設置ではクレーンやフォークリフトなどの重機を使うケースが多く、その分作業工程に時間やコストがかかる点はデメリットといえます。
また、人力で動かす場面では作業員への負担も大きくなるため、安全管理の面でも配慮が必要になるでしょう。
鋼製型枠は耐久性がある一方で、初期費用は木製に比べて高額な点がデメリットです。
特に一度きりの工事や小規模な現場では、コストに見合うだけの使用回数が得られない場合もあります。
長期的に繰り返し使うことでコストメリットは出ますが、短期間の案件では採算が取りにくい点は注意が必要です。
予算計画や使用頻度を見極めて導入を判断することが重要になります。
鋼製型枠は丈夫ですが、鉄製である以上サビのリスクを避けることはできません。
使用後にきちんと洗浄し、水分を拭き取り、乾燥させて保管することが重要です。
さらに、防錆油を塗布するなどのメンテナンスも必要で、保管場所の環境にも気を配らなければなりません。
手入れを怠ると寿命が短くなり、せっかくの再利用性が十分に発揮できないため、維持管理のコストも考慮する必要があります。
細かな手入れが欠かせない点は、鋼製型枠のデメリットといえるでしょう。

鋼製型枠は頑丈で長く使える一方、使わなくなった後の処分に悩む方も多いでしょう。
そのようなときに役立つのが、弊社もったい9の買取サービスです。
鉄くずとして処分するよりも高く評価される場合があり、現場のコスト削減につながります。
査定や出張の対応もできるため、余分な負担をかけずにスムーズに売却が可能です。
もったい9の買取価格の参考として以下を紹介します。
| 商品名 | 買取価格 |
|---|---|
| NSPパネル 鋼製型枠 450 | 225,905円 |
| NSPパネル 鋼製型枠 | 210,000円 |
| NSPパネル 鋼製型枠 600 | 347,900円 |
もったい9の査定方法は非常に手軽で、LINEで写真を送るだけで概算の見積が受けられます。
現場にいながら型枠の状態や数量を伝えることができ、数日以内に出張買取の日程調整まで可能です。
大量の型枠を抱えて処分に困っている場合でも、弊社スタッフが引き取りに行くので現場の負担を減らしつつ、効率的に資材を売却できます。
鋼製型枠とは、鉄の板や金属部材で作られたコンクリート用の型であり、木製型枠とは違い精度が高く繰り返し使えるメリットがあるため、長期的なコスト削減に役立ちます。
一方で重量があることや、導入費用・メンテナンスなどのデメリットには注意が必要です。
導入を検討する際は「仕上がりの品質」「コスト」「施工の効率性」の3点を基準にすると判断しやすくなります。
もし現場で使わなくなった鋼製型枠があれば、そのまま保管しておくよりも買取に出すのがおすすめです。
「もったい9」では鋼製型枠の買取実績が豊富で、LINEから簡単に査定依頼が可能です。まずはお気軽にご相談してください。