書いた人:もったい9代表 吉原
買取のお得な話! 公開日:2025.10.31
更新日:
木造の建物解体で出た大量の木材や、建設現場やDIYで余ってしまった木材は、サイズが大きいこともあり処分に困ってしまいます。
手っ取り早いのは粗大ゴミに出してしまうことですが、余った木材をただ捨ててしまうのは、実はとてももったいないのです。
木材を処分するなら、専門の買取業者に買い取ってもらいましょう。
買取業者を利用すれば、手間も少なくお財布にもお得に木材を処分することができます。
この記事では、木材を買い取ってくれるおすすめ業者10選をご紹介するほか、高く売れる木材の見分け方、何故木材買取に需要があるのかを解説します。
もくじ

| 買取品目 | 鉄製現場資材、木材、電気工具 など |
| 買取方法 | 店舗買取、宅配買取、出張買取 |
| 連絡手段 | 電話、Web問い合わせフォーム、LINE |
| 公式サイト | https://mottai9.jp/ |
| 買取実績 | https://mottai9.jp/case/ |
もったい9は工事現場などで余った資材や、いらなくなった工具などを中心に買取している買取専門業者です。
主に鉄製の現場資材や電気工具をメインに取り扱っていますが、木材の買取にも力を入れています。
木材のような大きな資材の買取で利用する際には出張買取がおすすめです。
出張買取は主に関西エリアを中心に対応していますが、その他の地域では宅配買取をご利用ください。
弊社もったい9の代表取締役である吉原辰成は、スクラップ店で勤務する中で現場資材のもったいない処分のされ方を目の当たりにした経験の持ち主です。
その経験を活かし、まだ使える中古資材を必要な人に届けるためにもったい9は創業されました。
そのためもったい9の査定スタッフはいずれも現場資材のプロと言っても過言ではなく、工具鑑定士、工具査定士を取得しているスタッフがいるなど、査定の“目”には自信があります。
買い取った資材は製品として流通させるので、市場価格の平均1.5倍の高価買取を実現し、多くのリピーターを獲得しているのです。

| 買取品目 | 足場、仮設資材 |
| 買取方法 | 出張買取 |
| 連絡手段 | 電話、FAX、Web問い合わせフォーム |
| 公式サイト | https://ashiba-japan.asia/ |
| 買取までの流れ | https://ashiba-japan.asia/purchase-flow/ |
足場ジャパンは2025年で創業7年を迎える足場専門の販売・買取業者です。
木材では、足場に使われる比較的大きい資材の買取実績があり、全国対応の出張買取で大量売却することもできます。
足場資材の販売も広く行っており、セット商品の大量販売や海外への足場輸送、必要資材の見積もりなども可能です。
また独立したい起業者の支援も行っており、銀行融資を受けるための銀行提出用見積書の作成などにも対応しています。

| 買取品目 | 未来工業製品、電材、木材、建築資材 など |
| 買取方法 | 店頭買取、宅配買取、出張買取、法人・大口買取サービス |
| 連絡手段 | 電話、Web問い合わせフォーム、LINE |
| 公式サイト | https://yenya.co.jp/buy/ |
| 買取実績 | https://yenya.co.jp/buy/kaitori_item/ |
圓屋はコンセントなどの未来工業製品や電材など幅広く取り扱っている買取業者ですが、建設資材としての木材の買取も積極的に行っています。
木材買取では未使用品・未塗装品・傷みの少ない製品を対象としており、特に乾燥済み・プレーナー加工済みのものは高価買取の対象です。
また未カット・規格サイズの木材も優遇されるので、倉庫などに眠っている使わない木材の一斉処分に向いています。
公式HPでは買取可能な製品を詳しく紹介しているので、査定依頼前にまずHPを確認するのがおすすめです。

| 買取品目 | 配管資材、電材、建材 など |
| 買取方法 | 店頭買取、宅配買取、出張買取 |
| 連絡手段 | 電話、Web問い合わせフォーム、LINE |
| 公式サイト | https://denkenkan.com/ |
| 買取実績 | https://denkenkan.com/?cat=2 |
デンケンカンはパイプやバルブなどの配管資材を中心に扱う買取業者ですが、木材や電材、住設機器などの買取にも対応しています。
木材では特にコンパネの買取実績が豊富で、100枚セットなどのセット売りだけでなく、サイズによっては単品での買取も対応可能です。
出張買取は関東、関西、中部、北陸の4エリアに対応しており、特に関東エリアは対応範囲が広くなっています。
宅配買取の場合は事前予約と事前査定が必要ですが、事前査定で見積額が1,000円未満の場合には無料で引き取ってもらうことが可能です。

| 買取品目 | 木くず |
| 買取方法 | 店舗買取、出張買取 |
| 連絡手段 | 電話、Web問い合わせフォーム |
| 公式サイト | https://scc-sumikyo.co.jp/wood/wood_purchase.html |
| 買取実績 | https://scc-sumikyo.co.jp/wood/wood_purchase.html |
住共クリエイトサービスセンターは、木くずに分類される細かい木材の引取処分、買取処分を行ってくれる会社です。
買取対象は直径300㎜以下の木材や、すでに粗破砕された木材、チップ化された木材となります。
他社と違い細かい木材の買取を行っているので、個人のDIYなどで出やすい小さな木材の処分に向いている企業です。
有償で買い取ってもらえるものとそうでないものの区分があるので、まずはHPを確認してみて下さい。

| 買取品目 | 古材 |
| 買取方法 | 出張買取 |
| 連絡手段 | 電話、Web問い合わせフォーム |
| 公式サイト | https://www.kozai.jp/ |
| 買取までの流れ | https://www.kozai.jp/古民家の解体/古木買取の流れ/ |
古材ジャパンは、古民家解体などで発生する古材の買取、加工などに特化しています。
古材とは経年劣化により古くなった木材のことを言い、その独特な風合いなどから一部で人気の高い木材です。
丁寧な現地調査と見積もりを行ってくれるのが特徴で、古民家の解体も依頼することができます。
古い木材に関してはスペシャリストなので、古民家の整理や解体、移築などを検討している場合は一度査定を受けてみてください。

| 買取品目 | 古材 |
| 買取方法 | 出張買取 |
| 連絡手段 | 電話、メール |
| 公式サイト | https://www.kozaikagawa.com/ |
| 買取実績 | https://www.kozaikagawa.com/acquisition/ |
古材日和は、古民家解体・古材買取の専門業者です。
全国に6か所の拠点を持ち、主に古民家解体に伴って発生した古材の買取を行っています。
古材日和では、古民家の解体費用から古材の買取費用を差し引くことができるサービスを行っており、古民家解体の金銭的負担を軽くすることができるのが特徴です。
倉庫などに眠っている古材や古い木製足場などの買取も相談にのってもらえるので、まずは問い合わせしてみることをおすすめします。

| 買取品目 | 建設資材、住設機器、工具 など |
| 買取方法 | 店舗買取、宅配買取、出張買取 |
| 連絡手段 | 電話、Web問い合わせフォーム、LINE |
| 公式サイト | https://kenzai-kaitori.net/ |
| 買取実績 | https://kenzai-kaitori.net/?page_id=169 |
鑑三朗は建材や住設機器の買取を行っている業者で、木材では主にコンパネの買取に対応しています。
コンパネは外見に損傷の少ないものなら基本的に買取可能で、損傷が少ないほど高額買取が可能です。
出張エリアは中部、関東、関西、北陸で、メインエリアは中部地方となっており、比較的広範囲で対応可能となっています。
出張買取は有料での利用となりますが、大量買取してもらうことで実質的な費用はほぼかからずに依頼することができるので、現場資材などの大量買取依頼がおすすめです。

| 買取品目 | 建設資材、木材、内装材 など |
| 買取方法 | 店頭買取、出張買取 |
| 連絡手段 | 電話、メール、LINE |
| 公式サイト | https://zaikai.co.jp/ |
| 買取実績 | https://zaikai.co.jp/#Item_summary |
材買王は建設資材に特化した買取業者で、倉庫に余ってしまった余剰資材などの大量買取に対応しています。
買い取った資材は再加工され、メルカリやヤフオクなどのサイトで安価に再販売することで、不要資材のリサイクルに貢献している会社です。
店頭買取なら予約不要で即日現金化でき、法人の倉庫整理などによる大量買取にも対応しています。
出張エリアは京都府、滋賀県、大阪府と限定的ですが、商品の種類や量によってはエリア外でも対応可能な場合があるので、迷ったら一度問い合わせしてみましょう。

| 買取品目 | カー用品、電気工具、建材 など |
| 買取方法 | 店舗買取、宅配買取、出張買取 |
| 連絡手段 | 電話、メール、Web問い合わせフォーム |
| 公式サイト | https://kaitori-get.com/ |
| 買取実績 | https://kaitori-get.com/items/ |
カイトリゲットはあらゆる商品の買取に対応している総合買取専門店です。
特にタイヤホイールや農耕機器、家電などサイズの大きな製品の買取に力を入れており、木材ではコンパネの買取実績があります。
最短で申込日当日に対応してもらえるスピーディーさが持ち味で、出張費用・運搬費用は無料です。
総合買取業者なので建材専門のスタッフが常駐しているとは限りませんが、様々な商品への知識豊富なスタッフが丁寧に査定してくれます。

木材は買取需要が高まってきている資材ですが、どんなものでも売れるというわけではありません。
木材の状態や種類によって、価値が非常に高くなる場合や、反対に価値が下がり買い取り対象にならない場合もあります。
ここでは売れる木材と売れない木材の見分け方を解説するので、ぜひ参考にしてください。
売れる木材かどうかを見分けるには、まず木材の種類を確認しましょう。
木材と一口に言っても、その種類は多種多様で、買取市場で需要の高い種類の木材が存在します。
買取市場で人気の木材の種類には以下のようなものがあります。
家具の素材などでよく使用される木材は商品価値が高いため、買取需要も高く高価買取につながる可能性が高いです。
古材の目安は築60年以上の古民家などで使われている木材となりますが、このような木材は独特の風合いや特別感を持ち、買取市場で人気が高くなっています。
特に伝統建築などで用いられる木材は、釘などを使わず組み立てられているため傷が少なく、しっかりとした強度を保っていることが多いため需要が高いです。
中でも伝統建築でよく使われるヒノキは時間が経つことで強度を増す特徴があり、その木目の美しさからも高値で買取されやすい木材となっています。
状態のいい古材を手に入れられる場所も限られているので、その希少性からも価値が高いため、倉庫などに古材が眠っている場合はぜひ買取査定を検討しましょう。
釘が刺さっていたり薬品が塗布してあったりするなど、人の手が入り過ぎている木材は買取しにくい傾向があります。
また古材といっても劣化が激しく割れているものや、耐久性が低いもの、シロアリ被害に遭っているものも買い取り対象にはなりません。
木材の買取は、買い取った後に商品として販売することを前提としていることが多いため、見た目や耐久性に問題がある木材は買取されにくいのです。
上記のような特徴のある木材は粗大ごみとして処分してしまうほうが良いでしょう。

木材買取の需要は年々上がってきていますが、その要因としてDIYの普及とSNSの発達が挙げられます。
物価の高騰などの影響を受け、値が張る既製品の家具を買うよりも、安価な材料から自分で家具を組み立てることに目を向ける人々が増えているのです。
またDIYは型にとらわれず自分好みの家具を作れるほか、SNSに作業の様子を投稿することによりコミュニティを広げることができる点でも非常に人気があります。
これらの理由から、専門業者以外の人々にも木材の需要が高くなり、木材買取自体の需要も上がってきているのです。
この記事では、木材の買取でおすすめの業者を厳選して10社紹介しました。
建設現場などで出るような中古木材を専門にしている買取業者は少ないですが、専門でなくても買取可能な業者は複数あります。
比較的状態がよく、大量に余ってしまっている木材は廃棄より買取が断然お得です。
公式HPで木材が買取品目リストに入っていない場合でも、問い合わせてみると買取可能なこともあるので、まずは業者に問い合わせてみるようにしましょう。