こんにちわ。吉原です。
近年、跡継ぎがいなく仕方なく廃業、閉業を選択される方が多い模様です。特に地方では、お子さんの上京などの理由で跡継ぎがいなくなる傾向が高いと思われます。
実際、当社の方でもそのような案件が多く余儀なく廃業、閉業を選んだ方を数多く見てきました。
先日も、「そろそろ年やし店閉めよう思うから、その時はよろしくな。」とお客様の方から言われました。
業績が悪く廃業、閉業する場合もございますが、どちらかというと当社の場合「跡継ぎ問題の廃業、閉業」案件の方が多い傾向にあります。
今回のブログでは、「跡継ぎがいなく仕方なく廃業、閉業を選択されたあなたへ」というテーマで実際の事例を交じあえながら進めていきたいと思います。
△目次
1.長い間ご苦労様でした。
2.思い出が詰まった商売道具や設備
3.いつまで置いても仕方ない
4.買い取り業者の選び方
1.長い間ご苦労様でした。
苦しいときもつらいときも何年、いや何十年も経営なさり本当にお疲れさまでした。
閉業、廃業の判断まで相当悩まれた方も多いと思われますが、今まで頑張ってきた分ゆっくり休んでいただければと思います。
家族を養うために、しんどくてもつらくても出勤し頑張ってきたからこそお子さんもすくすくと成長したかと思われます。
何十年も続けた仕事を閉めるとなると、どうしても後ろめたさや後悔などいろんな感情が湧き出ると思います。しかし、ご自身の年齢やこれからの第二の人生を歩むとなるとご自身で決断した判断は正しかったのではないでしょうか?
「若造が何生意気言ってるねん!」と思われるかもしれませんが、後悔してほしくないという気持ちで述べているのでご了承くださいね。
だって、何年も何十年も経営なされたというのは本当に尊敬しかありません。
実際、当社のお客様でも類似したお客様がいらっしゃいましたが話を聞くとすごい経歴の持ち主や技術をお持ちの方ばかりです。
私は、ただの買取屋では終わりたくありませんのでお客様の買取の背景やお話を聞くようにしております。
ましてや、ご年配となるとどうしても寂しいものでお話程度しか寂しさを和らげることはできませんがお付き合いするよう心がけております。
お話を聞いていると、軌道に乗るまで本当に大変だったという事がよくわかります。
今まで苦労なされた分、これからはゆっくりと自分の好きなことをして生き生きとした第二の人生を歩んでいただければと思います。
2.思い出が詰まった商売道具や設備
さて、いざお店や工場を閉めるとなるとどうしても残るのが設備機械や商売道具だと思います。
何十年もお使いになっている機械であれば、さぞかし思い出もいっぱい詰まっていると思います。
「こいつで、あの会社のあの設備を作ったな」、「あの受注案件は大変だった」など思い出に浸るでしょう。
十分に思い出に浸ってください!
その権利は事業主であるあなたの場合お持ちです!
もし買取となると私の方でもそのようなお話をお聞かせください。
3.いつまで置いても仕方ない
前章で思い出に浸ってくださいとは言いましたが、いつまでも思い出に浸っては第二の人生を歩むことはできません。
店を閉めるとなると、そのまま設備や工具類を放置する方もいらっしゃいますが私はあまりお勧めしません。
少しでも、第二の人生を華やかにするためにも売却、処分することをお勧めします。理由としては、思い出だといってなかなか手放せなくなることが多いからです。
以前ご年配のお客様からの出張買取依頼が来ました。
奥さんがなくなられて、なかなか店に残っていた商売道具や機械類を処分できなかった模様です。処分できなかった理由はやはり思い出が詰まっているとのことでした。
そこで、私から残酷に聞こえるかもしれませんが「いつまでも思い出に浸っていては奥さんも寂しがりますよ。」とお声をお掛けし処分の後押しをさせていただきました。
お気持ちは重々わかりますが、物を残して+になることはあまりありませんので処分する方をお勧めします。
4.買い取り業者の選び方
処分となるとご年配の方であればお金がかかると思われがちですが、逆にお金がもらえることもあります。
若者であればインターネットなどで売買することは可能ですが、ご年配の方であればスクラップ業者、買取店、解体業者を思い浮かべると思います。
私のお勧めは、思い出が詰まっているものであれば買取店、もしくは知人に譲ることをお勧めします。
知人であれば、人見知りの関係であるため安心して大事な物を譲ることはできると思います。
ですが、買取店の場合ですと全くの初見ですので本当に信頼できる業者にご依頼していただければと思います。
おすすめな方法としては、数社から無料査定をお申込み接客態度でお選びになってください。買取価格重視な方は買取価格で選んでいただければと思います。
接客態度は、その店の顧客対応がわかるため一番自分の物を大切にしてくれそうな業者を無料査定時に判断しましょう!
いかがでしたでしょうか?
いつもと、少し違った内容で内面的な問題を今回はブログ内容とさせていただきました。
ご参考になればと思います。